婦人科外来

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近年、女性のライフスタイルの変化により、女性特有の疾患が増加しています。
当院では、女性のための総合的な健康管理の向上や婦人科疾患の早期発見のために、女性医師による、女性ならではの、きめ細やかな診療を行います。
尚、2022年6月1日より、分院が開院しました。こちらも、ご利用ください。

婦人科
スケジュール
AM 本院 小菅Dr 吉井Dr 吉井Dr 小菅Dr 吉井Dr
分院 吉井Dr 小菅Dr








PM 本院 小菅Dr 小菅Dr 小菅Dr 小菅Dr 吉井Dr
分院 吉井Dr 吉井Dr





土曜・日曜・祝日休診
医師の都合により休診させていただく場合がございます。

吉井 医師
婦人科外来担当
吉井 医師
小菅 医師
婦人科外来担当
小菅 医師

診療内容

診療内容

婦人科検診、更年期障害、ブライダルチェック、月経不順や不正出血に対する相談など。
子宮頚がんの予防接種を始めました。
思春期から中高年までの生涯にわたり、一人一人の女性が輝いて生きていけるように総合的にサポートします。

ピル:マーベロン、トリキュラー、アンジュ
(※2シート以降は ×個数で会計)
1シート(28錠) 3,300円
ピル(生理周期変更)プラノバール
指導管理料込み(※2錠以降は ×個数で会計)
1錠 250円
1シート(21錠) 5,250円
ピル(緊急避妊用)プラノバール4錠
72時間以内 モーニングアフターピル
6,600円

診療項目

婦人科外来

当院では、女性のライフスタイルの変化により、女性特有の疾患が増加してきたため、女性医師による、女性ならではのきめ細かな診察に力をいれております。
より多くの女性患者様が婦人科を受診できる環境を作るために、2022年6月1日より婦人科に特化した分院を本院から徒歩1分ほどの場所にオープンいたしました。
婦人科と聞くと「怖い」「何となく行きづらい」など敷居が高いと感じる方も多いのではないでしょうか。
婦人科では、女性特有の病気を診ており、月経・おりものの悩み、PMS/PMDD、乳房の病気、子宮、卵巣、性感染症、更年期障害、避妊、不妊の相談から妊娠に関することなど、思春期から中高年までの生涯にわたり、一人一人の女性が輝いて生きていけるように総合的にサポートを行っております。
また近年、子宮体癌、子宮頸癌、卵巣癌などの婦人科癌が増加傾向にありますが、残念なことに日本の受診率は半分を切る42.1%と先進諸国の中でも大変低い状況が続いております。
当院では婦人科検診やHPVワクチンにも力を入れておりますので、早期発見・早期治療のためにも定期的な検診の受診をお勧めしております。

不正出血

不正出血とは、ホルモンの異常や様々な病気により月経以外に性器から出血することを不正性器出血といいます。新しい血液は赤いですが、古い血液は茶色、わずかな出血では黄色のこともあります。排卵期に起こる中間期出血など病気ではないものもありますが、なかには重大な病気の症状(貧血の進行)のこともあるのでご注意ください。更年期障害においても、不正出血が起こることがあり、原因は子宮内膜の薄さや、ホルモンバランスの変化などが考えられます。また、子宮筋腫や子宮内膜症のような病気が原因となることもあります。不正出血が続く場合は、婦人科医の診察を受けることをお勧めします。(出血があるときの受診も可能です)

無月経・月経不順

無月経とは、定期的な月経が一定期間ない状態のことです。一般的には、妊娠、授乳や更年期が原因になります。妊娠や授乳期間中は、ホルモンの変化が起こり、卵巣からの卵胞刺激ホルモン(FSH)の分泌が抑制され、排卵が抑制されます。更年期になると、女性ホルモンの分泌が減少し、卵巣から排卵される卵胞が減少するため、無月経となることがあります。
月経不順とは、定期的な月経が少なくなる、あるいは遅れる症状のことです。原因は、ホルモン分泌の変化、ストレス、食生活の乱れ、運動不足や体重の増加など様々な可能性があり、無月経や不正出血と同じく、子宮筋腫や子宮内膜症が原因になる場合もあります。月経不順が続く場合は、婦人科医のPOCS(多のう胞性卵巣症候群)診察を受けることをお勧めします。

子宮筋腫

子宮筋腫とは、子宮の筋腫に溜が出現した状態です。子宮筋の大きさや位置腫によって生じる不正出血や月経困難症などの症状が見られることがあります。原因ははっきりとは分かっていませんが、女性ホルモン影響とされています。治療法としては、症状や病変の大きさ・位置によって、当院では薬物療法や手術療法など患者様に合わせたご提案しております。精査はご紹介となることもあります。

子宮内膜症

子宮内膜症とは、子宮内膜またはそれに似た組織が何らかの原因で子宮内外の場所で発生し発育する病気です。子宮や卵巣、腹膜など体内の他の場所にも生えることがあります。症状には、月経困難、不正出血、腹痛、腰痛などがあります。治療法としては、薬物療法や手術療法などがあります(ピル、ディナベスト、ミレーナなど)。

月経前症候群(PMS)/PMDD

月経前症候群(PMS)は、月経が始まる前に月経周期と一緒に定期的に発生する、身体的な症状や精神的な症状のことです。身体的症状としては、腹痛や頭痛、吐き気、胃腸の不快感、疲労感などが、精神的症状はイライラや不安感、落ち込み、集中力が低下することがよくあります。PMSの原因はホルモンバランスの乱れやストレスなど複数あるとされています。
ピルが著効するので是非ご相談ください。

月経困難症

月経困難症は、筋肉や神経の過敏さなどにより、月経の周期で生じる生理痛のことです。月経が始まる前後に腰や下腹部に痛みが出ることが多く、その痛みの度合いは症状によって異なります。重症の場合は、吐き気や嘔吐、力が入らずに気持ち悪くなることもあります。月経困難症は、ストレス、栄養不良、生活習慣の乱れなどが原因となって生じることがよくあります。治療には、生活習慣の見直しや痛みに効く薬、ストレス解消などがあります。

更年期障害

更年期障害は、女性が中高年になると起こるホルモンバランスの変化にともなう症状のことです。主な症状としては、ホットフラッシュ(発汗やほてり)、不眠、不安やイライラ、膣の乾燥感、頭痛などがあげられます。
更年期障害には、個人差がありますが、比較的多くの女性が経験する症状です。しかし、その影響は非常に大きく、生活に支障をきたすことがあります。そのため、早期の対処が必要です。
対処法としては、生活習慣の改善や食生活の見直し、ホルモン補充療法などがあります。ただし、症状に応じて治療方法を選択する必要があるため、当院の専門医に相談することをお勧めします。

低用量ピル/ミレーナ

低容量ピルは主に避妊目的で使用されますが、生理不順・生理痛・PMS・子宮内膜症などの治療にも使われます。ただし、低容量ピルを飲むことで副作用も生じることがありますので、当院の女性医師の指導のもと適切な方法をご提案しております。

緊急避妊ピル

緊急避妊ピルは、性交渉後72時間以内に服用する避妊方法の一つです。通常のピルとは異なり、効果が短時間であり、かつ高用量のホルモンを含んでいます。主に避妊失敗があった場合に使用されますが、避妊目的ではありません。
使用後、吐気やめまい、下痢、腹痛などの副作用が生じることがありますので、当院の女性医師の指導のもと、適切な方法をご提案しております。

過多月経

過多月経とは、生理周期が通常よりも長く、生理が長期間続くことを指します。この症状には、ストレスや生活習慣の変化、病気やホルモンバランスの乱れなどが原因とされています。
過多月経が続くと、貧血や体力の低下、不眠症やイライラなど、身体的、精神的な症状が現れることがあります。また、生理用品や医療費なども増え、経済的な負担となることもあります。
過多月経が続く場合には、まずはじめに生活習慣の見直しをすることが大切です。バランスの良い食生活や適度な運動、十分な睡眠など、身体に負担のかからない生活を心がけましょう。しかし、生活習慣の改善にもかかわらず症状が改善しない場合には、早めに専門医に相談することが必要です。医師が適切な治療法や生活のアドバイスをしてくれるため、治療を怠らずに症状の改善を目指しましょう。

月経調整

月経調整とは、生理周期や量を調整する治療方法です。月経の異常な出血や生理周期が不規則で困っている場合に、月経調整治療を行うことがあります。月経調整には、ホルモン製剤や子宮内挿入物の使用があります。
ホルモン製剤は、女性ホルモンを体内に補充することで生理周期や量を調整します。子宮内挿入物は、子宮内に装着することで生理出血の調整や月経痛の改善を目的としています。
月経調整治療の前には、必ず医師の診断を受けることが必要です。体調や症状によっては、適切な治療法が異なることもあります。治療中は適切に医師の指示に従い、副作用や症状の変化についても報告するよう心がけましょう。
月経調整治療は、生活の質を改善するために重要な治療法の1つです。正しい方法で治療を受け、健康な体を維持しましょう。

HPVワクチン

HPVワクチンとは、身体の中でがんや子宮頸がんを引き起こすことがある人間パピローマウイルス(HPV)に対するワクチンです。HPVワクチンは、対象年齢14~26歳の女性を対象に接種が推奨されています。接種後、HPV感染を50~70%程度予防することができ、実際に子宮頸がんの発生率を減らすことが実証されています。接種による副作用は、軽微な痛みや熱感、接種部位の痛みがみられますが、重大な副作用はありません。また、成人でも接種が可能ですが、効果には違いがあることに留意してください。専門医師に相談し、適切な予防接種を受けることをお勧めします。

帯下・STD検査

帯下やSTD(性感染症)の検査は、女性にとって重要な健康チェックです。帯下検査は、膣内の分泌物を検査し、不正常な細菌や真菌、ウイルスがあるかどうかを調べます。STD検査は、性病を検査することで、早期発見と治療が可能となります。クラミジアや淋菌などのSTDは、症状がない場合が多く、放置すると深刻な合併症を引き起こすことがあります。そのため、不定期でも定期的な検査をお勧めします。具体的にどのような検査が必要かについては、医師に相談しましょう。検査が苦手な方や緊張する場合は、セルフチェックの商品も販売されています。しかし、きちんとした検査を行うためには、専門の医療機関で受けることをお勧めします。

卵巣のう腫

卵巣腫瘍には、良性のもの、悪性のもの、そしてその中間の境界悪性があります。
また、卵巣の腫れかたで、水がたまった袋のようなものを嚢腫と呼びます。
卵巣嚢腫のほとんどは良性ですが、ごく稀に悪性(卵巣癌)のこともありますので注意が必要です。卵巣嚢腫はあまり大きくならない限り、ほとんど症状がありませんので、肝臓などと同じように「沈黙の臓器」と呼ばれる所以です。
当院では、卵巣のう腫の診断は超音波検査で診断を行っておりますが、全体像であったのう胞壁の状態を詳しく調べる場合はMRIなどが有用となっております。

膀胱炎

膀胱炎は、膀胱内部が炎症を起こす病気です。主な原因は細菌感染です。女性に多い病気で、排尿時に痛みや刺激を感じる症状があります。頻尿、残尿感なども現れます。治療には、抗生物質を用いることが一般的です。予防には、尿意を我慢せずにこまめに排尿することや、衛生的なトイレの利用が有効です。定期的な健康チェックを受けることも大切です。