HPVワクチン
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HPVワクチンとは?子宮頸がん予防ワクチン

HPVワクチンとは、子宮頸がんの主な原因となるヒトパピローマウイルス(HPV)の感染を防ぐためのワクチンです。
性交渉によって感染するウイルスであり、性交渉の経験がある女性であれば誰でも感染する可能性があります。
感染前に接種しておくことで、より予防効果が期待できるため、対象となる年齢のうちに接種を検討することが推奨されています。
日本では毎年多くの女性が子宮頸がんと診断されており、若い世代での発症も少なくありません。
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HPV(ヒトパピローマウイルス)感染症とは?
HPV(ヒトパピローマウイルス)は、性的接触によって感染するありふれたウイルスで、性交渉の経験がある女性の半数以上が生涯に一度は感染するといわれています。
感染が長く続くと、子宮頸がんなどの原因になることがあります。
HPVワクチンの予防効果
現在国内で使用されている「9価ワクチン(シルガード9)」は、より多くのHPVの型に対応しており、子宮頸がんの原因となるHPV感染の80%〜90%を防ぐとされています。
(参照:HPVワクチン|厚生労働省)
感染前に接種することで、高い予防効果が期待できます。
HPVワクチンを接種している人の割合
日本では、積極的な接種勧奨が一時中断していた影響もあり、接種率が伸び悩んだ時期がありましたが、2022年4月に勧奨が再開されて以降、接種を受ける方が増えています。
2025年9月末までに、1回目の接種を終えた方は約290万人、3回目まで完了した方は約194万人にのぼるとされます。
HPVワクチン接種と定期検診が重要
HPVワクチンと子宮頸がん検診は、それぞれ役割が異なります。
ワクチンは感染そのものを防ぐ「一次予防」であるのに対し、検診はすでに起こっている前がん病変やごく初期のがんを発見する「二次予防」にあたります。
ワクチンを接種していても、すべてのHPVの型を防げるわけではないため、定期的な検診も欠かせません。
ワクチンと検診を両方続けることで、より高い確率で子宮頸がんを防いだり、早期に発見したりすることにつながります。
HPVワクチンに副作用リスクはある?
HPVワクチンの接種後には、注射した部位の痛みが50%以上と高い頻度でみられ、腫れや赤み、頭痛は10〜50%未満の頻度で起こるとされています。
このほか、めまいや吐き気、発熱が1〜10%未満、だるさが1%未満の頻度でみられることもあります。
多くは数日のうちに落ち着きますが、まれにアナフィラキシーやギラン・バレー症候群といった重い症状が報告されることもあり、健康被害が生じた場合には、予防接種健康被害救済制度などの対象になる場合があります。
HPVワクチン接種の費用
HPVワクチンの費用は、公費(定期接種)の対象者であれば原則無料で接種できます。
対象外の方が自費で接種する場合、当院では以下の料金で行っております。
- 1回:3万円(税込)
- 3回:9万円(税込)
また、一般的な料金は、ワクチンの種類や医療機関によって異なりますが、9価ワクチン(シルガード9)は1回あたり3万円台前半〜後半、3回接種の総額では9万円台後半〜12万円程度が一つの目安とされています。
自己負担なしのHPVワクチン接種の対象者
HPVワクチンを公費(無料)で接種できるのは、小学6年生から高校1年生相当の年齢(12〜16歳)の女子です。
標準的な接種時期は中学1年生とされており、対象期間内であれば自己負担なく接種を受けられます。
対象年齢を過ぎてしまった場合は、自費での接種となりますが、一定の条件のもとで公費対象となる制度が設けられている場合もあるため、お住まいの自治体の案内もあわせて確認しましょう。
HPVワクチン接種のスケジュール
HPVワクチンの接種回数やスケジュールは、接種を開始する年齢によって異なります。基本的には、一定の期間を空けて合計2回または3回接種します。
【15歳未満(9〜14歳)で接種を開始する場合】
- 初回の接種
- 初回から6〜12ヶ月後に接種
【15歳以上で接種を開始する場合】
- 初回の接種
- 初回から2ヶ月後に接種
- 初回から6ヶ月後に接種
また、いずれのケースにおいても、1年以内に規定の回数の接種を終えるのが望ましいとされています。
HPVワクチン接種の流れ
HPVワクチンの接種の主な流れは次のとおりです。
- 医療機関に電話で予約
- 当日来院
- 医師の問診
- ワクチン接種
- 院内で一定時間安静に過ごす
- 帰宅
定期接種の対象者は、お住まいの自治体が発行する予診票を事前に確認・記入し、当日持参しましょう。
来院後は、医師の問診を受けたうえで接種を行いますが、注射は肩に行うことが多いため、肩を出しやすい服装で来院することをおすすめします。
接種後は、体調の変化に備えて院内で一定時間安静に過ごします。初回はやや長めで、2回目以降は短めに設定されることが多いです。
また、当日は予診票のほか、健康保険証またはマイナ保険証、母子健康手帳、医療証やお薬手帳(お持ちの方)を持参してください。
大田区エリアでHPVワクチン接種するなら当院へご相談ください
「HPVワクチンを受けたい」「対象年齢か分からない」など、HPVワクチン接種に関するご相談は、大田区山王エリアの「Kクリニック山王」までお気軽にお問い合わせください。
公費での接種にも対応しており、女性医師が接種のスケジュールや費用についても丁寧にご説明いたします。
子宮頸がん検診とあわせて、定期的なチェックもおすすめしています。