症状・疾患から探す
Symptoms
症状・疾患から探すのイメージ
大田区山王の乳がん検診・乳腺外来・婦人科|Kクリニック山王のイメージ

月経不順

公開日 更新日

月経不順(生理不順)とは?

月経不順(生理不順)とは、月経の周期や期間、経血量などが正常な範囲から外れた状態のことです。

正常な月経周期は25〜38日と定義されており、これに当てはまらない場合を月経不順と呼びます。

  • 月経(生理)が2ヶ月に一度しかこない
  • 周期がバラバラで一定しない
  • 経血量が多い日・少ない日の差が大きい

など、月経不順に悩む方は決して少なくありません。

月経は女性ホルモンの分泌によってコントロールされていますが、そのメカニズムは複雑で、ちょっとしたきっかけで乱れてしまうことがあります。

まずはご自身の月経周期を把握し、正常範囲から外れていないか確認してみましょう。

月経不順でよくある特徴

月経不順の現れ方はさまざまです。

  • 予定日を1週間以上過ぎても生理がこない
  • 前回の生理から3ヶ月以上空いている(無月経)
  • 生理が月に2〜3回くる、または周期が24日以内と短い(頻発月経)
  • 周期が39日以上、90日未満である(稀発月経)
  • 出血量が極端に少なく、さらに1〜2日で終わる

など、人によって特徴はさまざまです。

いつ生理がくるか予測できず、予定が立てにくいと感じる方も少なくありません。

月経不順は放置すると危ない?2〜3ヶ月を超えると注意

1〜2ヶ月ほど月経周期が乱れても、その後自然に正常な周期へ戻るようであれば、それほど心配はいりません。

女性の体はデリケートなので、ストレスなどをきっかけに一時的に排卵が遅れることもあります。

基礎体温をつけながら1〜2ヶ月ほど様子を見て、きちんと排卵が起きているか確認してみましょう。

一方で、60日以上月経がこない場合や、3ヶ月以上まったく月経がない状態が続く場合は、放置せずに婦人科を受診することをおすすめします。

月経不順でも毎月排卵があれば心配はいりませんが、周期を整えるためにピルの使用が適している場合もあります。

月経不順を起こす原因

月経不順の原因は、過度なダイエットや激しい運動、精神的なストレス、睡眠不足などによるホルモンバランスの乱れが中心です。

なかでも多いのが、精神的なストレスによるものといわれています。

精神的なストレスは女性ホルモンの分泌に影響を与えやすく、強いストレスを一時的に感じただけでも周期が変わってしまうことがあります。

また、卵胞がうまく育たない「多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)」や排卵を伴わない「無排卵月経」、子宮筋腫や子宮内膜症といった子宮や卵巣の病気が背景にある場合もあります。

そのほか、甲状腺機能の異常、更年期・プレ更年期による卵巣機能の低下なども月経不順の原因のひとつです。

月経不順の種類

月経不順には、以下のようにいくつかの種類があります。

  • 稀発月経
  • 頻発月経
  • 過長月経、過多月経
  • 過少月経、過短月経

周期が39日以上で90日未満の「稀発月経(きはつげっけい)」は、卵巣の働きが十分でないことが主な原因です。

反対に周期が24日以下と短い「頻発月経(ひんぱつげっけい)」は、卵巣機能の低下やホルモン分泌の乱れが関係しています。

月経期間が8日以上続く「過長月経」や、経血量が多い「過多月経」は、子宮筋腫などの病気が隠れていることもあるため注意が必要です。

そのほか、経血量が極端に少ない「過少月経」や、2日以内で終わる「過短月経」もみられます。

月経不順を感じたときの対処法

月経不順を感じたら、まずは日々の生活リズムを整えることが大切です。

極端なダイエットは避け、1日3食バランスよく食べて、十分な睡眠をとるよう心がけましょう。

また、月経不順の大敵となるのがストレスです。ヨガやアロマテラピー、瞑想など、自律神経を整える習慣を日常に取り入れ、心と体にやさしい生活を意識することが大切です。

日々、基礎体温をつけておくと、排卵の有無を確認する目安にもなります。

月経不順を感じたときの受診の目安

月経不順で受診を迷ったときは、症状の程度によって目安を考えましょう。

妊娠の可能性がある状態で月経が遅れている場合や、強い腹痛・冷や汗を伴う出血がある場合は、体に強い負担がかかっている状態のため、早急に受診してください。

また、月経が3ヶ月以上こない状態が続いている、周期が毎回大きく異なる、月経以外の時期にも出血があるといった場合も、早めの受診をおすすめします。

受診の際は、問診のほか超音波検査や血液検査などを行い、原因を確認していきます。基礎体温表があれば持参するとスムーズです。

ピルは月経不順の治療薬になりますか?

ホルモンバランスの乱れによって月経不順が起こっている場合、低用量ピルの服用によって周期を整えられることがあります。

ピルを服用することでホルモンの状態を一定に保ち、定期的な出血(消退出血)へと導きます。

ただし、ピルは周期を整える効果が期待できるものであり、卵巣そのものの働きが改善していない場合は、服用をやめると再び月経不順の状態に戻ることもあります。

ご自身の体質やお悩みに合わせて、医師に相談しながら検討することが重要です。

生理不順でお悩みなら当院へご相談ください

「月経周期がバラバラだから」「そのうち整うだろう」と、月経不順を我慢していませんか。

3ヶ月以上月経がない、周期が極端に短い・長い状態が続いているといった場合は、我慢せずに婦人科への相談をおすすめします。

東京都大田区山王エリアで月経不順にお悩みの方は、当院までお気軽にご相談ください。

監修医師情報

吉井 由里子のイメージ
月経の悩み、婦人科の症状・疾患

吉井 由里子

(婦人科)

杏林大学医学部卒業後、慶應義塾大学医学部産婦人科学教室に入局。
豊富な診療経験を活かし、女性特有のさまざまな悩みに寄り添う婦人科診療を行っています。
認定医・資格:日本産科婦人科学会 産婦人科専門医

FOR PATIENTS

専門医師にご相談ください

内科・内視鏡
サイトはこちら
人間ドック
サイトはこちら