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大腸カメラが不安な方へ|大腸CT検査という選択肢

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大腸カメラが不安・怖いと言われる理由

大腸カメラ検査には、「怖い」「不安」というイメージを持たれる方が少なくありません。その理由としては以下があげられます。

  • 下剤を飲むのが不安
  • 検査の時間の長さに対する不安
  • 痛みに対する不安
  • 恥ずかしさに対する不安

ここでは、大腸カメラに対してよく聞かれる不安の内容と、その実際について解説します。

下剤を飲むのが不安

大腸カメラ検査では、事前に下剤を飲んで腸をきれいにする必要があり、これを「つらい」と感じる方は多くいます。

通常は約2リットルの下剤を飲みますが、最近では飲みやすい味や、少量で済むタイプの下剤も登場しています。

また、下剤を飲んでいる間、自宅で何度もトイレに行くことに不安を感じる方も少なくありません。

検査の時間の長さに対する不安

検査そのものの時間が長いという誤解も、大腸カメラが不安・怖いと言われる理由のひとつです。

実際の検査時間は15分前後が目安で、ポリープ切除が必要な場合でも30分以内で終わることがほとんどです。

大腸の奥まで内視鏡を挿入するのにかかる時間は、目安として3分程度です。ただし、患者様や検査を行う医師によって差があり、10分ほどかかるケースもあり、その場合は検査時間が延びる可能性があります。

一方で、挿入後は、内視鏡を抜きながら観察を行いますが、概ね7〜10分程度で、大きな差は出にくいとされています。

痛みに対する不安

「痛みを感じるのでは」という不安もあります。

しかし、近年の大腸カメラ検査では、お腹を膨らませる際に空気の代わりに体内への吸収が早い炭酸ガスを使用したり、水を流し込みながらスムーズにカメラを進めたりする方法が普及しており、痛みを軽減する対処が進んでいます。

また、鎮静剤や麻酔を使用することで、痛みそのものを感じにくくすることも可能です。

関連記事:大腸カメラが心配な方へ

恥ずかしさに対する不安

「恥ずかしい」という理由で検査をためらう方は、特に女性に多く見られます。

実際には、お尻の部分にだけスリットが入った検査着が用意されており、その上から大判のタオルなどで覆われるため、医師の目に触れるのはカメラを挿入するほんの一瞬だけです。

また、検査に必要な部分以外の肌が見えることはありません。生理中でも検査は可能で、膣からの出血は大腸内には入らないため、観察に影響することもありません。

大腸カメラの不安を和らげる工夫

大腸カメラ検査への不安を和らげるためには、いくつかのポイントがあります。

  • 鎮静剤・鎮痛剤を使用する
  • 内視鏡専門医に検査してもらう
  • 問診・事前診察で丁寧な説明を受ける

点滴で鎮静剤を投与することで、ほとんど眠っているような状態になり、検査中の不快感や緊張、痛みや負担を感じにくくなります。

また、内視鏡の操作には熟練が必要なため、内視鏡専門医が検査を担当することで、腸に負担をかけないよう配慮した操作が可能になり、不安の軽減にもつながります。

さらに、検査前に問診や診察を受け、下剤の飲み方や検査の流れ、注意点を丁寧に説明してもらうことで、疑問や不安を一つひとつ解消しながら検査当日を迎えやすいです。

検査を担当する看護師が、下剤の服用から検査当日のご案内まで丁寧にサポートすることも、不安の軽減につながります。

当院でも、内視鏡専門医が在籍しており、患者さんの不安や負担の軽減に努めておりますので、些細なことでもお気軽にご相談ください。

大腸CT検査(大腸3D-CT検査)とは?

大腸CT検査(大腸3D-CT検査)とは、CT検査によって得られた画像情報をもとに、大腸内視鏡検査や注腸検査に似た画像を作り出す検査です。

大腸の形態的な変化を画像化することで、大腸がんや大腸ポリープ、大腸憩室といった、さまざまな大腸の病気を診断することができます。

もともとは大腸がんの手術前の検査として使われていましたが、大規模な臨床試験による精度の検証が行われたことで、現在では大腸内視鏡の挿入が困難な方やリスクが高い方に対する精密検査の代替選択肢としても活用されています。

手術が必要な場合には、CT画像に血管や骨の情報を重ねることで、手術のシミュレーションに役立てられることもあります。

大腸CT検査と大腸カメラ検査(大腸内視鏡検査)の違い

大腸CT検査は、肛門から炭酸ガスを注入して大腸を膨らませ、CT撮影を行う検査です。

炭酸ガスは体への吸収が早いため、検査直後にお腹の張りを感じても、病院を出る頃にはほとんど解消されることが多いです。

腸の動きを抑える薬や、痛みに対する鎮静剤も基本的に必要ありません。

検査時間は、内視鏡検査より短く、検査室に入ってから出るまでおよそ15分程度です。

一方、大腸カメラ検査では、事前に腸をきれいにするための下剤が必要で、検査時間も10〜30分程度かかります。

便潜血が陽性の場合でも大腸CT検査は受けられる?

便潜血検査で陽性となった場合の精密検査は、大腸内視鏡検査が基本とされています。

大腸CT検査は、病変を見つけることはできても、その場で組織を採取したり、ポリープを切除したりすることはできないためです。

ただし、癒着や腸の長さなどの理由で内視鏡検査が難しい方に対しては、大腸CT検査が有用な選択肢となることもあります。

ご自身の状態に合った検査方法については、医師にご相談ください。

関連記事:40歳からの大腸がん検診、便潜血で陽性と言われたら

大腸カメラが不安な方もお気軽に当院へご相談ください

大腸カメラに不安がある方も当院へお気軽にご相談ください。

当院には日本消化器病学会・日本消化器内視鏡学会の専門医が在籍しており、鎮静剤・鎮痛剤を使用した大腸カメラ検査や、カメラの挿入を行わない大腸CT(3D-CT)検査を行っております。

検査に対する恐怖心や過去のつらい体験から受診をためらっている方、それぞれの検査の違いについて詳しく知りたい方も、まずはご相談ください。

JR「大森駅」北口より徒歩6分、無料駐車場(5台分)も完備しております。ご都合に合わせてお気軽にお越しください。

監修医師情報

松原 佑太のイメージ
Kクリニック山王 常勤医師

松原 佑太

(内科・消化器内科)

慶應義塾大学医学部を卒業後、慶應義塾大学医学部内科学教室(消化器)に入局し、消化器内科の臨床に従事。2026年4月よりKクリニック山王の内科と内視鏡診療を担当。
認定医・資格:医学博士、日本内科学会 内科専門医、日本消化器病学会 消化器病専門医、日本消化器内視鏡学会 消化器内視鏡専門医、日本肝臓学会 肝臓専門医、日本炎症性腸疾患学会 IBD専門医、難病指定医

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